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2024.09.19

成長に合わせて変化する、理想の子ども部屋レイアウトとは

新築の際に、子ども部屋の設計は頭を悩ませる方も多いのではないでしょうか。将来を見据え、子どもたちが快適に過ごせる空間を創りたいと考えるのは、親心からくるものです。

間取りで悩むのは、子どもの成長やライフスタイルの変化が読めないから。個室にするべきか、それとも兄弟姉妹で共有の部屋にするべきか、収納スペースはどれくらい必要なのかなど、様々な疑問が湧き起こります。

そこで、将来を見据えた理想の子ども部屋を作るための3つのポイントに焦点を当てて、具体的な事例を交えながら解説していきます。

目次

1. ポイント1:子供の成長に合わせた柔軟な間取り設計
 1-1. 子どもの年齢別、必要な広さとは?
 1-2. 将来的に部屋を分けることを想定した間取り
2. ポイント2:プライバシーとコミュニケーションのバランス
 2-1. 個室にするメリット・デメリット
 2-2. 共通スペースを作ることで生まれるメリット
 2-3. 間仕切りで柔軟に対応
 2-4. 性別による違い
3. ポイント3:収納と機能性を両立させる
 3-1. 収納スペースの配置の工夫
 3-2. 学習スペースの確保
 3-3. 将来的に役立つ機能
4. まとめ:後悔しないための子供部屋づくり

1. ポイント1:子供の成長に合わせた柔軟な間取り設計

1-1. 子どもの年齢別、必要な広さとは?

子どもの年齢によって必要な広さは大きく異なります。

乳児期は親の目の届く範囲が行動範囲になるので、個室は不要でしょう。

幼児期はおもちゃで遊んだり家の中でも走り回ったりするため、広いスペースがあると良いです。子ども部屋が小さな個室のみという場合はやや不便にに感じるかもしれません。

リビング横に和室を設けてキッズスペースにすると、そのままお昼寝スペースとしても使えるので便利です。

学童期以降は、勉強に集中できる静かな空間や、趣味を楽しめるスペースも必要になりますが、そこまで広い空間は必要ありません。

1-2. 将来的に部屋を分けることを想定した間取り

将来的な変化を想定して間取りを設計することが大切です。例えば、仕切り壁を設置できるようなつくりにしておけば、部屋を分けたくなった際に柔軟に対応できます。

その場合は扉と収納スペースを部屋数の分だけ設けておきましょう。将来、部屋を分けた際にもスムーズに移行できます。

2. ポイント2:プライバシーとコミュニケーションのバランス

2-1. 個室にするメリット・デメリット

個室にすることは、自立心を育む上で非常に有効です。静かな環境で勉強に集中できるため、学習効率の向上も期待できます。

しかし一方で、兄弟姉妹との交流が減り、コミュニケーションが不足する可能性も懸念されます。子どもによっては孤独を感じてしまう場合もあるため注意が必要です。

2-2. 共通スペースを作ることで生まれるメリット

共通のスペースを作ることで、兄弟姉妹間のコミュニケーションが活発になり、協力することの大切さを学ぶことができます。様々な遊びを通して創造性を育むことも可能です。

しかしプライバシーが確保されにくいため、思春期の子どもにとってはストレスになる可能性もあります。

2-3. 間仕切りで柔軟に対応

間仕切りを活用することで、個室と共有スペースの両方のメリットを享受することができます。

可動式のパーテーションやカーテン、書棚などを活用することで、成長に合わせて間仕切りの位置や種類を変更でき、プライバシーと開放感を両立させることが可能です。

2-4. 性別による違い

異性の兄弟姉妹がいる場合、プライバシーをより重視する傾向にあります。この場合、間仕切りではなく完全に仕切られた個室を用意することで、それぞれが安心して自分の時間を過ごすことができるでしょう。

同性の兄弟姉妹であれば、必ずしも個室が必要というわけではありません。間仕切りで区切ることである程度のプライバシーを確保しつつ、コミュニケーションも取りやすい環境を作ることができます。

3. ポイント3:収納と機能性を両立させる

3-1. 子ども部屋の収納はオープンタイプがおすすめ

扉がないオープンクローゼットは、お子さまの成長を促してくれます。

洋服の出し入れがしやすく、どこに何があるか一目瞭然のため、整理整頓の習慣が自然と身につきます。

扉がない分部屋が広く感じられますし、通気性が良いので湿気による衣類のダメージを防ぎ清潔な状態を保てます。

扉に指を挟むといった事故のリスクも軽減されますし、扉をつくらない分コストも抑えられます。

3-2. 学習スペースの確保

集中して勉強できるような学習スペースを確保することも大切です。デスクは窓際など、明るい場所に配置しましょう。自然光が入ることで集中力がアップします。南向きかつ二面に窓が配置できる間取りがおすすめです。

3-3. 将来的に役立つ機能

子ども部屋は5-6帖でつくる方が多く、収納スペースにも限界があります。別の部屋に収納スペースをつくっておけば、成長と共に不要になったお子さまのアイテム以外にも、家族みんなで使うものも片付けておけるのでとても便利です。

例えば季節の変わり目の衣類や使わなくなったおもちゃなどを収納するためにロフトや屋根裏収納を活用しましょう。

また土間収納があると、ベビーカーや三輪車、外遊びグッズなどをしまえて、家の中が汚れにくくなるので便利です。

4. まとめ:後悔しないための子ども部屋づくり

成長を考え、快適な空間をデザインする必要のある子ども部屋づくり。

この記事では、子どもの年齢に応じた必要な広さ、プライバシーとコミュニケーションのバランス、収納と機能性の両立など、設計のポイントを解説しました。

後悔のないよう、家族のライフスタイルや将来を考え、理想の子ども部屋を作り上げましょう。

オネストホームではご家族一人ひとりの気持ちに寄り添って、納得いくまで新築マイホームのプランをご提案いたします。ぜひお気軽にご相談ください。

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