自然素材の家づくりで重要なポジションを占めるアイテムにフローリングがあります。
一般にフローリングと言っても、複合フロアパネルと無垢材に分けることができます。
多くの複合フロアパネルも表面の層は、無垢材をスライスして張り付けてあるので、一見見分けがつかない物もあります。
無垢フローリングは、その樹種によって気柄や色、風合いが違います。
私たちは、お客様の好み、テイスト、用途、予算によって選定をしています。
無垢フローリングには、大きく分けて2つの種類があります。
一つは、針葉樹。もう一つは、広葉樹です。
針葉樹の主な樹種は、杉、パイン、松、ヒノキなどです。パインは、一般的には、輸入材の松ですが、ボルドーパインやレッドパインなど種類が多くあります。
広葉樹の主な樹種は、ナラ(オーク)カバ、サクラ、カエデ、ウォールナットなどです。
実際には、さらにいろいろな種類がありますが、メインでうちでよく使っているものをピックアップしました。
また、性質や素材感も樹種や仕上げによってかなり違います。
一般的に針葉樹は、柔らかく傷つきやすいです。しかし、組織がスポンジ状なため足をのせても冷たさを感じにくく、子供さんをはだしで遊ばせたいなどの希望を持っている方に最適です。
一方で、広葉樹は、固く針葉樹と比較してキズはつきにくいですが、冷たく感じやすいです。
価格的には、広葉樹の方が高いです。(グレードによっても違いますが)
どの樹種が良いかは、専門家に相談しながら決めましょう。
ちなみに、弊社ショールームには、いろいろな樹種のサンプルが展示してあります。