住宅ローン控除。
所得税住民税を住宅ローンの残高の1%を上限として10年間控除するというのが住宅ローン控除です。
それが、現在は消費税の10%増税の経過措置として13年間控除、つまり3年間延長されているのです。
消費増税の経過措置は、いくつかあります。
まず、次世代住宅ポイント、そして、住宅ローン控除の3年延長、住まい給付金です。
次世代住宅ポイントは、3月で受付を終了してしまいますので、今から動いてもほぼ間に合いません。
住宅ローン控除は、今年の12月31日までの入居ですので、余裕があるわけではありませんが、順調に建築スケジュールを進めることができれば、まだ、十分に間に合います。
建築スケジュールの例をあげるとすると
土地探し4月まで→プラン決め5月まで→各手続き6月まで→7月着工→8月上棟→11月完成→12月入居
というスケジュールなら可能になります。
土地探しとプラン決めは、並行して行う事も出来るので、時間を節約できます。
規格プランならプランや仕様は、プランはプラン集から選び、デザインはテイストから選ぶことができ、商談を短縮できるのです。
所得税住民税の限度額、最大ローン残高が4000万円なので超単純計算(自分でシミュレーションサイトなどで検討してくださいね)をすると、
35万円×3年=105万円なので、多くの借り入れがあり、多くの税金を納めている人ほど、税金がお得になります。
けれど、どちらにしても相当額が反ってくるこの3年を棒に振ることはありません。
しっかりと検討できる期間(個人差があります優柔不断な人には時間がいくらあっても足りません)がありますので、2,3年先と思っていた人は、この機会に検討することをお勧めします。