今日も家づくり頑張っていきましょう!
土地代+家代があなたの資金計画になっていませんか。
家を建てる時の予算組で大事なのが、諸費用をどう見るかです。
いろいろな本などを見ると、住宅の場合諸費用といったとき、住宅ローンの諸費用をさすようなことが書いてある本もありますが、それは間違いです。
諸費用といった場合、住宅ローンだけでなく、家には家の、土地には土地の諸費用がかなりの額必要になるからです。
その諸費用を知らずに資金計画はできませんし、それを知らずに建てるのは間違った家づくりになって後で取り返しのつかないことになります。
実話です。弊社に住宅の相談に来られた方がいらっしゃいました。その方は。お客様ではありません。
セミナーを受けて頂いて、土地から探すという感じになっていました。
しかし、その方の予算では、希望の地域に希望の土地を見つけるこてゃで来ませんでした。かなり、予算が足りなかったのです。
しかし、半年後偶然娘の運動会でその方と会ったのです。そして、その方は「後藤さん私は、土地を買ったよ」と言われました。
「良かったですね。いくらの土地を買ったのですか」
「1300万円です。」
その時、私は、その方がとんでもない問題を抱え込んでしまったことを確信しました。私は、その方の住宅ローンの事前審査を行い、収入も予算も知っていました。
「それで、家建ちますか?」と思わず聞いていました。
「でも、それぐらいじゃないと土地が無いんです」
と答えました。
それ以降会っていませんので、その方がどうなったかは、知りませんが、希望の家は、おそらく建ちません。建てるることができたものもその方の希望からすると妥協に妥協を重ねたものになるはずです。
そういう方が多くいらっしゃいます。
まず、資金計画をちゃんと知ることから始めてください。
土地には、仲介手数料、移転登記費用、抵当権設定登記費用や水道工事負担金、場合によっては、農地転用などの費用が必要になります。
また、住宅には、屋外設備工事、外構費、地盤補強工事費用など様々な費用がかかります。
そして、住宅ローンも事務手数料、保証料、火災保険、登記料などがかかりますので、自分の家づくりにはどんな費用が必要でいくらかかるかを調べましょう。
大変重要な作業になります。
ここに書いたものは、必要な物の一部にすぎませんし、地域や住宅によって必要な物は違ってきます。
それを調べましょう。もしわからなければ、私たちがお調べします。
だいたい諸費用は、全予算の4分の1くらいになります。
バカにできない数字です。
全体の予算のです。全体の予算が解らないのに土地+家で4分の1と考えないでくださいね。
しっかり調べて考えていい家を建てましょう。