住宅の費用で、建築費や土地代に関しては、皆さん関心があるが、以外に住宅ローン諸費用が多額で、住宅予算のに多くのしかかってくることをご存知ない方が多い。
住宅ローンの諸費用は、安い方で120万円ほど高い方だと200万円以上必要なこともある。
住宅ローンの諸費用は、だいたい5つ。
事務手数料
保証料
登記料
火災保険
団体生命信用保険
である。
では、ひとつづつ説明をしていきましょう。
○事務手数料
事務手数料は、銀行によって価格や設定が違います。
ただ、この地方(私のいる地域)は、何故かわからないが、同じになっている金融機関もおおい。
例えば、十六銀行、JAぎふ、大垣共立銀行、岐阜信用金庫などは、1口55000円と同じであったりする。
一方で、一部の都市銀行やフラット35などは、借入額の約2%が事務手数料の金額である所もある。
イオン銀行やモゲージバンク、ネット銀行なども金額がそれぞれ違うので確認したほうが良いでしょう。
住宅ローンを申し込む際に、事前審査を受けるのですが、その時に融資にかかる銀行の諸費用も見積書を添付してもらうのが良いでしょう。
○保証料
保証料を2%くらいとっている金融機関は、保証料無料と謳っているところも多い。この地方の一般的な金融機関は、2%前後のところが多いでしょう。
保証料の金額は、勤め先の信用度と本人の信用度によって大きく変わる。例えば、個人事業主と公務員でも違うし、手持ち資金を3割持っている人と全額融資の人では違う。
保証料もある所は、見積書をとってみると良いでしょう。
○登記料
登記料は、土地と住宅で必要になります。
土地の売買契約の際に、所有権移転登記と抵当権設定登記が必要になります。
また、住宅の時は、表示登記、所有権保存登記、抵当権設定登記が必要になります。
どこの司法書士に依頼するかによって金額が違いますが、土地と建物を合わせた登記料は40万円~50万円くらいは、かかると思われます。
目安の金額と思ってください。
○火災保険
火災保険は、今は地震保険とセットになっている会社が多いようです。
火災保険は、10年、地震保険は5年の更新が多いようです。
保険料も保険の内容によって、バラバラなので保険屋さんとよく相談する必要があります。
○団体信用生命保険(団信)
団信は、ほとんどの会社が義務化しています。団信に入らなければ、住宅ローンを借りることができません。
唯一、フラット35だけが任意です。しかし、基本的には団信に入っておいた方が良いでしょう。
それは、もし団信に入らないと名義人(ほとんどの場合は、ご主人)さんが亡くなったときに家族が、住宅ローン残高の返済をしなくてはならなくなります。
団信に入らずに借り入れをするケースは、病歴を持っている方です。
例えば、ガンや心臓病を患ったことがある人は、一般の金融機関では、住宅ローンをかしてはくれません。その場合、フラット35は、任意ですから団信に入らなくても借りることができます。
先にもお話ししたように、そういう場合は、名義人に万が一のことがあった場合は、家族が住宅ローンを払っていくことになります。
団信には、もう一つ特筆するメリットがあります。
それは、特約です。今多くの住宅ローンの団信の特約が大変充実していて、しかも保険料も安いのです。
3大疾病、8大疾病、全疾病の特約もあります。
それぞれだいたい0.1~0.3%ほどの金利の上乗せでサービスを受けることができます。
0.1%というのは、月払いにするとだいたい1000円くらいです。ですから、1000円~3000円ほどで特約を受けることができます。
場合によっては、金利に込み、つまり、実質的に追加料金なしで、特約を受けるサービスをしている金融機関もあります。
※知りたい方は、最強の家づくりはじめの一歩セミナーに参加してみてください。
同じ内容で、生命保険を単独で入ろうとすると30代であれば、2万円~3万円ほどかかるだろうと思われます。
そういう意味では、団信の特約は、買だと思います。
私は、特約の内容によって住宅ローンを選んでもよいのではないかと思っているほどです。
特に年齢がいってる方は、要注意です。
これらが、住宅ローンの諸費用です。
銀行でいろいろ比較することも大事だと思いますよ。
次回は、ろうきんの諸費用のお話をしますね。