家を建てる時の最大の心配は何でしょうか。
多くの方にとって家づくりの問題とお金の問題は切っても切れないものですね。
では、お金の心配がなくなったら次は、何が心配ですか。
土地から探さないといけない方は、土地探しではないですか?
では、土地が見つかったらどうでしょうか?
ところで、一番目のお金の心配を解決する方法を教えましょう。
それは、あなたの好きな建築屋さんに「私の予算内で私にあった家を建ててください」というだけでよいのです。
「えっ!それだけ?」
それだけです。それ以上何もありません。
私は、この25年携わってきましたが、1軒として同じ家は、ありませんでした。
つまり、あなたの家はあなただけのもので、他の誰のものでもないのです。
そして、日本には5万件の建築業者があり、その建てる家の数だけバリエーションがあります。つまり、何十万通りの家づくりがあるのです。
その中から自分にあった家づくりを見つけるのは至難の業です。
それは本当でしょうか?
家づくりをした多くの方は、家づくりを楽しんでいます。
家を建ててよかったと思っています。
つまり、ほとんどの人は家づくりに成功しているのです。
わずかな人だけが「家づくりを間違った。こんな家、建てないほうが良かった」と思っているにすぎません。
本来、家づくりは、楽しいものです。
「家の打ち合わせをするのが、私、すごい楽しみなんです。後藤さんと打ち合わせするの好きなんです」と言って頂けます。
ほとんどの人は、家づくりを楽しんで喜びいっぱいの家に住んでいるのです。
その一方でわずかですが、喜べない後悔の家づくりをされた方もいます。
でも、そういう方は多くはありません。
成功した多くの方は、自分か家づくりに成功したとは、あまり言いません。なぜなら、自慢していると人に思われたくないからです。
一方で、少しの家づくりに失敗した人は、声高に自分が悲劇のヒロインであることを周りの人々に言いふらします。
しかし、後悔の家づくりをした人の家のすべてが、欠陥住宅なのでしょうか。もし、欠陥住宅なら業者に損害賠償を申し立てれば、法律が判断してくれるはずです。
後悔の家を建てた人の家もちゃんと法律にしたがったいい家が多いはずです。
なぜかというと日本の家の建て方は、ガチガチに法律に守られているからです。
20年前の家と現在建てている家は、別物といえるくらい性能が違うのです。それは、毎年のように基準が見直されいい家になるように施策が施されてきたためです。
ですから、普通に考えると後悔の家づくりはしたが、家自体が悪い家かというとそうではないはずなのです。
しかし、では、なぜ、家づくりに後悔する人と本当に家づくりを楽しまれ幸福な家づくりをされる方がいるのでしょうか。
その違いは、何なのでしょうか?
建ててよかったという家づくりと建てなければよかったという家づくりは、何がどう違い、いつ間違ってしまったのでしょうか。
それは、家を建てる「本人」つまり、「あなた(もし、あなたが家をたてる人なら)」の価値観がそうさせるのです。
家を建てる目的は、何ですか?
多くの人は、家族が幸せに暮らすためではないでしょうか。
しかし、「家族で幸福に暮らせる家」を建てるために、「あと1円まけて!」営業マンに詰め寄ったり、果てしなく他社比較をし「A者は、100万円まけるって言ってきたわよC社はいくらにしくれるの?」「C社は、150万円まけるって言ってきたわよ。A社は、100万円だけなの!〇〇もつけなさいよ」とこれを果てしなく繰り返す人がいたりします。
こういう方を業者は、お客様であるのに陰では、「あいつ」呼ばわりしたり、客の方も「どれくらいだったらしぼりとれるかしら」と人を苦しめるのをゲームのように楽しんだりします。
家づくりは、本来、末永いお付き合いのはずですが、誰も末永くお付き合いしたくない関係ができてしまうのです。
これでは、家づくりが楽しいはずがありません。
それに、ここには、何十年も末永くお付き合いをするという、時間軸の考え方が存在しません。今だけ良ければいい。これでは、幸せに感じるはずがないではありませんか。
家づくりは、パートナーとしての建築業者と施主(建築主、お客様)との共同作業なのです。
なので、家づくりの過程は、信頼構築の過程でならなければならないのに、敵対するような立場でうまくいくはずがありません。
家づくりの目的は、だれしも本当は、家族の幸福な暮らしのためであるはずです。
1円でも安く買うためでもなく、人を苦しめるためでもない。
つまり、本来の目的を見失ったとき、人は、後悔したり、間違ったと感じてしまうのです。
では、間違いのない家づくりをするためには、どうしたらよいのでしょうか。
家づくりの心配の第一は、「私の予算で私にあった家が建つかどうか」でした。
なので、「私の予算で私にあった家を建ててください」と言いましょう。
あとは、それを聞いてくれる人を探すだけでいいのです。
家づくりは、それほど簡単です。
そして、楽しいのです。
あなたの家づくりが素晴らしいものになりますことを祈念しています。
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