別に、早く土地を買わせようという魂胆ではありません。
しかし、しっかり家づくりを始められた方は、満足度が高く、1年以上土地を迷い続けていて家を買われた方は、やっぱり家を建ててからも迷われます。
なぜ、わかるかというとそういう方が、見学会に来るからです。
「今、住宅の計画をお考えですか」
「いえ、今建築中なんです」
「今日は、どうして他社の見学会にいらしたのですか?」
「他社が、どんな家を建ててるかと思って」
「でも、今さら、それを知ったところで、もう建ててるなら、反映できませんよね。」
「実は、決めたものの本当にそれでよかったのか不安になってしまって」
「はあ。なんで不安なんですか。普通なら楽しみで仕方がないところですよね」
「・・・」
「不安なことがあるなら弊社のようなまったく知らない会社ではなく、信用して決めた会社に何でも聞いたらいいじゃないですか。その方が、いい話ができると思いますよ」
つまり、こういう方は、人を信用することがなく迷う人なんです。
迷う人は、幸福になれません。
人は皆、自分の決断には、自分で責任を持つしかないんです。
迷う人の多くは、決断を他人のせいにします。
でも、土地は、直感で決めるわけではないですよね。
自分が満たしたいいくつかの条件があるはずです。
10個ある条件のうち9個が当たっていてあと1つは、なくても納得できるならよいのではないでしょうか。
(10個も要望がある人は、まずいないですが)
土地は、自然の産物です。ですから、人が100%コントロールできることはありません。
そして、その土地の上に何十年も住み続けるのです。
もし、あなたが結婚しているなら、あなたは、パートナーに何%満足していますか?
たぶん、100%ではないですよね(笑)
でも、決めたんですよね(笑)
だって、人も自然の産物ですもの。
自然の産物の自分が、相手に対して100%を望むのは、傲慢ですね。
でも、迷う人は、100%を求めようとしてしまうのです。
例え、自分の希望が50%しかまともなものでなくても。
例えるなら、こんな希望ですね。
駅に近くて価格が安くて
近くにスーパーやコンビニがあって、大きな通りがあって、閑静な住宅地で
幼稚園の友達がいるから、今のアパートの近くで
人気の〇〇地域でできるだけ、広くて安い土地
(駅に近いなら、地価は高い。)
(スーパーやコンビニがあって大通りがあって、閑静な住宅地はない)
(幼稚園の頃の友達は、大人になったら覚えていない。)
(人気の地域で広い土地なら高い。安い土地はない)
自分の希望が正当なものであるかどうか、冷静に考えましょうね。