この春の時期、各住設メーカーは、新商品を一斉に出してきます。
住設メーカーというのは、キッチン、ユニットバス、トイレ、洗面化粧台などを作っている業者を言います。
毎年、新しい機能をもった商品を出してきます。
そういった設備や機能には、華やかなコピーライトがくっついて、さもよさそうな雰囲気を醸し出そうと各社必死に売り出します。
メーカーなので当然なのですが、その中には、どう考えても無理な物や2,3年で消えていく物も少なくありません。
そういう最新のものは、価格的にもかなり高く、ハイグレードな扱いになっています。
お客様の中には、新しいもの好きの方や華やかなもの好きの方もいて「これがいいの!これでなきゃいけないの!」的な感じでこだわられている方もいますが、
さて、5年後には、どうでしょう?市場から消えているもの少なくありません。
入居されたあとそういう方に使い勝手やメンテナンスなどを聞いてみると、やっぱり後悔しているという感想をいただくことが多いのです。
一方で、業界の定番に育っていく商品もあります。
目新しさにさっと飛びつかず冷静な目で商品を見ましょう。