それは、空気の流れの話です。
吹き抜けのある家に住んでいらっしゃる方は、よくご存じだと思うのですが、夏は、エアコンで冷まされた空気は、1階に滞留します。
なので吹き抜けのある家は、階段のある時点からはっきりと熱気を感じたりします。つまり空気の層がグラデーションのようにだんだん熱くなるのではなく、温度の違う二つの空気があると感じます。
逆に冬は、あったかい空気が対流を起こします。
つまり暖かい空気が上に上がり、冷まされた空気が下がってきます。
住宅の中では、階段が目には見えない空気の滝のようになっているという事です。
11月ももう少しで終わりですね。
まもなく冬が来ます。
私たちは、大気の底に生きています。
空気の動きがどのようなものか、思いをはせ、快適なマイホームライフをおくってください。