本当に価値あることとは、何でしょうか。
日常的な仕事と本当の価値が同じにならないこともあるのではないでしょうか。
まず本当の価値とは何かという定義が難しく、しかも人によって違う。
しかし、一方で、人の役に立つこと、永続的に続くもの、生成発展し続けるもの、善という事は、誰の目にも価値のあることではないでしょうか。
その価値に照らしてみて、今していることは、10年後も100年後も同じようにあり続けるのだろうかと、自問する時間が必要だと最近感じています。
私たちの仕事は、お客様の生活する環境を作り続けることです。
法に触れることは決していけませんが、それ以上に価値がある技術や選択を知っていて、実現できていないこともあります。
技術者としては、歯がゆい思いもあります。
お客様は、果たして望まれるのか、価格的に受け入れられるものかどうか。それ以上の価値があるのか。考え、検討を繰り返さなくてはなりません。
現実の選択肢は無限です。
大変難しいことです。
ただ、なくしてはいけないと思うのは、日常の雑事に紛れてしまって本当の価値を求め続けるという理念を忘れてしまうことです。
私にとって本当に価値あることとは何か、自問を繰り返す毎日です。