先日、7月30日TACT髙井法博会計事務所のホールを借りて、経営計画発表会を開催しました。
毎年やっていますが、相変わらずうまくしゃべれませんね。
業者さんを集めてその年の目指す方向性をお話しします。
ただ、現在私たちがやっている仕事には、2つの方向性があります。1つは、マーケティングを含めた営業。もう一つは、現場です。住宅の製作です。
この二つは、正直言うと、月と鼈以上にやっていることが違います。
こんな小さな会社なのに、これほどの職種の違いが両立するのと思うくらい実際に違います。
たぶん、本来は違う会社がやった方が上手くいくのでしょう。
しかし、私たちはこの人数とこの規模しかないのです。
そういったことを、業者さんに理解してもらうというのは、ちょっと無理があるような気がするのです。
業者さんの多くは、職人さんです。基本職人さんは営業をしません。
現場部門は職人さんに近い感覚です。仕事は、上から降ってくるようなもので、一方的に与えられる感覚でしょう。
しかし、営業側は違います。特に、今は、WEBマーケティングが主流ですからもっとわかりにくい。
現場からすると何をしているのかさえ、想像できないくらいでしょう。
そういう立場の違う人に何を伝えるのか。
それは、具体的であればあるほどわからなくなるはずです。
私自身、WEBマーケティングの実態をつかむには苦労しています。
それくらい見にくいものなのです。
正直言って、現代のBtoCビジネスはマーケティングの比重が、8割くらいを占めています。それはなぜかというと、マーケティングが事業の中で最川上であり、それがうまく機能しないとセールス、設計、現場が機能しないからです。
それくらい現代の会社にとって、マーケティングは絶対的なポジションです。
いかにマーケティングをうまく動かし、機能させるかを話したつもりですたが、理解されなかったでしょう。
こんな小さな会社であっても立場が違いすぎる。
ある意味スゴイ時代になりました。
同じ業界に居ながら、なぜ受注が成立するのかが、別の立場の人には全く想像がつかないのです。
それは、職人だけでなく会計事務所も同じです。業務内容を理解できない。
以前は、簡単でした。目に見えるお金の流れを把握すれば、会計は成立しました。
今は、なぜこの費用が必要かは、非常にわかりにくくなりました。それには、マーケティングやwebの知識が必要になってきています。
目に見えないものに価値が生まれている時代です。
それを説明するの難しいですね。
心も見えないですからね。