私の前に来る人には、変わった人もいます。
「ONEST HOMEのC値はいくつですか?UA値はいくつですか」と聞く人がいます。私は、その質問には、答えず聞き返します。
「なぜ、木造住宅なのですか」
性能のことを言う前になぜその建て方を選んだのかである。
多くの人は、人には木の家がいいと思うからという、とてもいい加減な事しか反って来ない。それはなぜか、簡単である。建物について素人でアカデミックな知識がないのでよくわからないからだ。
しかし、C値、UA値を聞いてくる。
これは、多くの場合メーカーの宣伝によるところが大きい。そして、少しでも違うと大騒ぎをする。それは、よくわかっていないからだ。
家の形、窓の大きさによって誤差はある。それが解っていないからだ。そしてなぜわからないか。素人だからだ。
この業界は、なぜか客が素人なのにプロの仕事が解らないくせに口を出してくる。慎めと言いたい。
つまり、建て方の違いが判らないのに、判断しようとするのだ。本末転倒である。
任せるべくは、任せなくてはいけない。
その上で希望は言えばいい。しかし、本来プロがしなければいけない仕事と素人の領域がぐちゃぐちゃになっている。
それはなぜか。
簡単なことだ。多くの建築屋にプロ意識が無いからだ。
だから、無料で図面やプランを書いたりする。設計士が無料で図面を書いたらいったいどうやって食べていくのか。
無料で図面を書く設計士は、設計士ではない。
そんなものに書いてもらってもちーとも嬉しくないのではないだろうか。
弊社は、まずその人が弊社と合うかどうかを見る。
その上で商談をする。合わなければ、お断りをする。
多くの方は、自分は客だから業者を選ぶのは、自分だと思っている。
違う。選ぶのは我々である。
なぜか。
それは、素人がプロを選べるはずがないからである。
まず、どの建築業者が自分に合うかさえわからない。
プレハブと木造の違いさえ分からない。
これでは、選べない。いい家など自分で選択できるはずがない。
その付き合う建築家の力量によって家の良しあしは決まる。
ただで、図面や見積もりやプランを書く業者は、論外である。
こういう人たちは、お客様を不幸にし、そしてこの業界を不幸にする元凶である。
あなたに私の家づくりを任せたい。そういえる業者にであることが大切である。
そういう業者に必ず巡り合える。
くれぐれもただで図面を書くカスとは付き合わないでください。