こに30年で私たちの生活は、ガラリと変わりました。
特に、ネットの普及によってそれに近い、環境にあるビジネスは大きく変わりましたね。
なんでそんなことをブログに書くかって言うと、私たちと同じ世代は、バブルのころに社会人になっています。
だから、そのころの隆盛を知っているので、「このビジネスが斜陽産業かあ」というところは、なかなか感慨が深いのです。
地上波テレビ局、新聞、一般マスコミ、広告代理店
この業種が、斜陽?と思われるかもしれませんが、新聞は、毎年購読者が数%づつ確実に減っておりあと10年後には、相当な衰退産業になってしまいます。
私も時々チラシを新聞社のサービスセンターにお願いするのですが、その時に販売店別の部数の一覧を見るのですが、見るたびに減っていっています。かつての新聞販売店は、チラシの配布で1日に何十万も稼いでいましたが、部数も減りチラシ自体も減少しています。販売店の店主が結構な高給取りで、その業界では、地域の看板をもらうのを何年越しで待っている人がいたりしていました。
地上波TVは、私たちのころは、バラエティやトレンディドラマの全盛期で、現在にまで及ぶ女子アナブームがおこったのもバブルのころでした。
現在は、その多くをネット系のTVサイトにとられ、YOU TUBEにとられ、一時期の天下を取ったような勢いはありませんね。
それどころか、かなりの情報は、その局の立場で都合がいいように歪曲され、報道もまったっく平行感の欠けたものになってしまっています。報道の自由、表現の自由と言いますが、公共の電波を使って、自分の都合のいいことしか言わないマスコミは、もはや報道を語るほどの存在ではないですね。通信社があればそれで事足ります。
まったくなくなることは、ないでしょうが、YOU TUBE、やネット系TVコンテンツ販売と同様の一つのメディアになってしまうのでしょうね。
ホリエモンが、TVはネットに吸収されると言っていましたが、その言葉が現実になろうとしています。
ネットという新しいメディアが出てきたことにより、広告自体は、大変隆盛ですが、テレビにしろ新聞にしろ、その売り上げは、ネットに越されてしまいました。電通が赤字を出したことも時代の象徴のように感じますね。
ネット広告の場合、元は、ヤフー、グーグル、Facebookですから、そちらに直接的に広告料を払います。画像の加工費用だけが必要になりますが、それも専門の画像加工業者が低価格でいますから、博報堂、電通のような大手広告会社が入る隙間がないわけです。
銀行
銀行も証券会社と並んで、バブル時代はすごかったですね。就職するなら銀行か証券会社と言われた時代です。
しかし、銀行はpaypayなどネット決済会社の台頭によって、また、長引く低金利によって、市民の財布としての機能と立場を失ってしまいました。お金を出し入れすると、いちいち手数料を取る。そんな銀行を使いつづけられるわけがない。
銀行の役割は、ベンチャーキャピタルなどの事業融資に絞られていくことになるでしょう。大手銀行は、海外の巨大事業に投資できても、地方銀行はできない。生き残り方がないという地方銀行にとっては、とても厳しい時代になっていくでしょう。
新築
私たちの業界も例外ではありません。特に、一戸建て新築については、ピークを過ぎており衰退時期も過ぎて安定期に入ったと分析するエコノミストさえいます。
人口の減少という抗いがたい根本原因がありますから、伸びることはないのです。
とはいっても、うちのような小さな会社は、1年で10~20人のお客様に信頼して頂ければ、商売としては成り立つので、よりコアなFAN作りに一生懸命になっている感じです。
また、リフォームは、ストック需要を安定的に持っていますので、そちらへのシフトもとてもカなんてこったい」と思いましたが、今は、60歳の政治評論家も、芸人も、誰もかれも
そして、私もYOU TUBEをやるようになって、「あれは、子どもの感性がいち早く時代を感じていたんだな」と分かるようになりましたね。
子どもの感性は、いつの時代も侮ってはいけないですね。
さて、これからどんなことが起こるのでしょうか。どんな時代になっていくのでしょうか。
時代を乗りこなすだけの行動力と勇気を持っていきましょうね。