社長ブログ

今年の景気はどうでしょうか。

 私たち経営者の間で話題に乗るのは、やはりこの話題ですね。

 

 多くの著名なエコノミストは、今年の後半は、景気が後退すると既に予測が出そろっています。

その要因は、いくつもありますが、一番の原因は、世界の軍事的緊張です。

ご承知の通りわが国では、中国との尖閣の問題などがあります。世界は安全という意味において、かなり緊迫した状態にあります。

 特に、ロシアのウクライナ侵攻は、油断の許さない状態です。ロシア軍がウクライナとの国境に集結し、NATOにもアメリカ軍が集結しつつあります。

 

 ロシアの軍事行動に対して、EUの勇国ドイツは、強く出られない事情もあります。

 ドイツは、環境政策に失敗し、原子炉を廃止し、自然エネルギーだけでは電力不足におちいるためパイプラインでロシアから大量の原油を輸入しています。

 余談ですが、ドイツはフランスからも電力を購入していますが、フランスの電力の主力は、原子力です。自国では、原子炉を廃炉しフランスから原子炉で作った電力を買っているという有様です。

また、電力不足のためドイツ国内では火力発電を大増産しているのです。これが自然エネルギー先進国ドイツの現実です。

 私は、自然エネルギーを悪く言うつもりもありませんし、原子力推進派でもありませんが、環境保全とエネルギー問題に対して、非現実的でロジックを無視したようなヒステリックな意見を言う人には反対です。環境問題を議論していたら何かいいことをしていると錯覚している人、そういう自分が見識人であると誤解している人が多すぎます。そんなことをしてもドイツの様に将来的に、いい事にはならないだろうなあと思います。

 

 なので、EUは一枚岩にはなれないのです。

 

 一方で、中国もオリンピックまでは、軍事行動を起こさないでしょうが、その後台湾奪還の行動を起こさないとも限りません。中国は、ウイグルでチベット民族を虐殺し、香港を武力統治しました。

南シナ海でも南沙問題を東南アジアの国とおこしていますね。

また、ヨーロッパの多くの国が中国との貿易が国際収支割合がトップになっている国も少なくないのです。中国市場を収益を稼ぐ場としてきたヨーロッパの国々が中国との貿易収支割合を急速に縮小しようとしています。しかし、一度経済関係が出来上がってしまったものを縮小しようとするのは、そう簡単にはできません。

 

世界は、複雑化し緊張と争奪が絡み合い混沌としてきています。

 

 そして、政治に目を向ければ、アメリカは11月に中間選挙があります。ここでバイデン大統領の民主党は、敗北が予測されています。バイデン大統領は、選挙には勝ったものの相変わらず人気はいま一つです。大統領が政治をコントロールできない状況になれば、アメリカの政治が荒れるでしょう。次の大統領選にトランプ大統領が返り咲くという噂にも現実味を帯びてくるかもしれません。

 

 では、日本はどうでしょうか。

岸田政権になり4ヶ月経ちましたが、岸田という男は、全く何にもしてません。それにしても、内閣支持率だけは60%を維持しているのは、とても疑問です。

元々財務官僚ですので、事なかれ主義で何もないことが良いことと思っているのでしょう。

 

前の総理大臣の菅さんはいろいろ言われましたけど、1日100万回のワクチン接所を実現しました。そのため日本は、接種率80%を超えるほどになりました。岸田さんは、在任4ヶ月で20万程です。

岸田さんは、恐らく積極的な政策は出来ない人だと思います。

 

 それは、総理大臣になった動機に理由があると思うのです。

菅さんは、総理大臣になりたくてなった人ではなく、安倍さんが病気になり周りに推されてしぶしぶ総理の椅子に座った人です。総理の椅子に全く興味がなく政治的な仕事をすることを重要視していたように思うのです。

 一方、岸田さんは、総理大臣をやりたくてやりたくて仕方がなかったけど、何回総裁選に出ても落ちて今回落ちたら政治家としての求心力を失い政治家としての生命も危うくなるという思いで、決選投票に持ち込み、高市さんとくっ付いて多数派工作をして、多数決で勝ったわけです。

言ってしまえば、総理大臣になるのが目的だったわけです。

 

 これは、世間でいう金持ちになる事が目的で、それまでは必死に働いたが、金持ちになったとたんに働く意義を見失い堕落していく人の思考に似ています。

しかも、岸田さんは、官僚出身なので財政の健全化と景気対策のどっちをとるかと言うと財政の健全化を重要視する思考が根付いています。つまり、チマチマ節約だけをして積極的な経済対策は恐らくできません。それどころか、何かにつけ増税をしてくるかもしれません。

 

 これは、危ういと思います。

 

 今、既に輸入材が高騰してきています。これは、コロナだけが原因ではありません。20年くらいずっと少しずつ値上がりしてきていたのです。

それはなぜか。世界の経済が成長しているのに、日本経済だけが停滞したままだからです。

分かりにくいかもしれませんので、ちょっとお話すると、世界経済は、成長しているのでインフレが普通なのです。なので、物価は上昇していきます。そして、収入もどんどん増えていきます経済成長は、人々に豊かさをもたらし、生活を発展させていきます。経済成長をしている国は、自国経済も成長してインフレにありますから原材料が値上がりしても収入も増えていますから痛くありません。しかし、日本は、この30年ほとんど経済成長していないので、収入は増えない。ただ、輸入材が値上がりしているという事になるのです。日本経済も世界の成長に合わせて成長していれば、原材料の値上がりも全く怖くはないはずです。

それが、そうではなかった。

 

 今後日本は、平成の失われた30年を取り戻すための正しい経済政策をしていかなければ、世界との格差はさらに開き、収入増無きインフレ、すなわちスタグフレーションにおちいります。

ある経済学者は言います。日本は既に経済大国ではない。日本は既に先進国ではない。と。

残念ですが、その証拠は、経済格差や子供の貧困などいろんなところで出てきています。

 

 安倍さんのやったことが全て良かったとは思いません。消費税の10%増税はエコノミストの間では、失敗だと結論づいています。しかし、7割くらいは、順当な政策をされた方だったなあと思っています。

岸田さんに安倍さんを超える積極政策ができるとは、とても思えないのです。

 

 実際、今年からグリーン住宅ポイントが、こどもみらい支援事業に変わりましたが、グリーン住宅ポイントの予算は1092億円で、こどもみらい支援事業の予算は、542億円です。

この期に及んで半分以下です。たぶん、岸田さんは、経済政策が分かりません。つまり、どうしたら経済が良くなるのかわからないのです。

 

 余談ですが、という事なので予算が半分以下なので家を建てる人は、早めに動かないとすぐ切られちゃいますから早く動きましょうね。

 

今のまま無策では、すぐに行き詰ります。

私は、安倍さんの三度の再登板は100%あると思っています。

いつも言う様に私は、政治家でもありませんし、与野党、左右どちらかに肩入れする気もありません。

 

ただ、小さな会社の経営者の経験から人を見ていますと内面の傾向と言いますか、人柄と言いますか、思考の癖と言いますか、そういうタイプを感じるのです。

そして、行動が人の思考の表現であり、その人の思考や内面や人柄が成果に直結していることを毎日の仕事の中で嫌というほど体験しているのが経営者です。

 

そういう私の私見です。

 

できれば、いい社会になっていってもらいたい。そうしていかなければならない。けれど、環境は、厳しい展開になりそうです。

環境は、環境です。私たちは、生まれる前から夏はカンカン照り、冬は雪が降り凍えるように寒い。そして、時々地震があるような、地球の表面にはへばりついて生きているのです。

自然環境さえそうです。経済環境、人間関係など苦難や困難は、もともとあって当然です。

 

だからこそ、強く主体的で、積極的思考で生きていきましょうよ。

頑張りましょう。

 

では。

 

 

 

 

 

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この記事を書いた人

後藤 泰伸