今年もこの季節がやってきました。
経営計画発表会。
2か月以上にわたって煮詰めてきました計画書のついに発表してしまいました。
毎回現実離れをした計画に参加者は呆れ気味です(笑)
でも、できるできないはともかく、私は真剣です。
業者さんにも参加してもらい話をきいてもらいました。
スローガンも作りました。
「俺たちは、こんなもんじゃない」
なんとも躍動的な響きじゃありませんか!
いいでしょ。
中小零細企業では、経営者が自分たちの会社の方向を明確にしない社長も多くいます。
つべこべ言わず俺についてくれば給料やる、みたいな。
社員には、仕事のやりがいや自分たちがどちらに向かって行っているかを明確にしてあげることがとても重要です。
また、思いがサービスの質やお客さまにあたえる雰囲気、生産物の質や美しさデザインまでも決めてしまいます。
だから、どんな思いで仕事をしなくてはいけないかということも伝えなければいけません。
そのためにはどんな思いが必要かもわからないといけません。
どんな思い、つまり考え方は、そのレベルによって違います。
理屈では高い思想があるから高い行動ができた、ということになりますが、実際には、人間はそんなに賢くはありません。
なので、一生懸命やってやっとできた。その時の心境を振り返ってこういうことだったのかと気づくことしかできません。
ですから、思想と行動はスパイラル状にやってきます。
だから、行動がなければ高尚な思い、考え方、思想、哲学、真理というものは獲得できないし、それが向上していかないのです。
行き当りばったっりでも、学ぶことはありますが、より高い考え方、思想、哲学、真理を獲得したいなら、計画は必要です。
目標や計画がなければ、あえて困難に立ち向おうとはしないはずです。
高い目標や価値ある真理を掴むには逃げ出したくなる困難に対応していくことからしか生まれません。
だから、計画や目標は必要なんですね。
今期もガンガンがんばるぞ!