この言葉は、私の大好きな作家、故灰谷健次郎さんの作品の中で見たものです。
灰谷さんは、「兎の目」「太陽の子」など子供を主人公に作品が多い方です。
彼は、作家になる前は、小学校の先生をされていました。ユニークで泣かせる作品が多いので好きです。
タイトルのフレーズは、中学生が書いたもので、それを見たとき、大変な感動を覚えたといいます。
昨日、N様のお引き渡しをしました。
私は、涙もろいので引渡書を読み上げるとき、だいたい涙してしまうのですが、昨日は、そこにいた誰もが、涙してしまいました。
ここから先は、当社のサプライズなので、秘密な部分ですが、ご主人様の思い、そして、奥様の思い、これまで過ごしてきた中で、いろいろなことがあったんだと思います。
そうした感情が、お互いの感謝の気持ちとなってこみ上げてきたのでしょう。
私たちスタッフやご両親もお二人の姿を見ながら涙してしまいました。
「人は皆、うれし涙が出るまで旅人です。」
一つの旅が終わり、また、新しい旅の始まりです。
すばらしい引き渡し式でした。
N様、滞りなくお引き渡しができましたことに、心より感謝申し上げます。
そして、末永くお幸せに。
また、末永いお付き合いをお願いいたします。