私には、師と呼ぶ方が何人かいます。
その中でも、経営の師と呼ぶ方が京セラ会長の稲盛和夫氏です。
私は、稲盛氏は、盛和塾を主催しており、私もその塾生です。
なので、尊敬を込めて塾長と呼んでいます。
現在の弊社の規模で盛和塾生を名のるのは、恥ずかしいばかりですが、やはりそこに誇りを持っています。
こうして現在、会社が順調に育っているのも塾長の教えのおかげと思っています。
しかし、日常の仕事では、楽しいことよりつらいことの方が何十倍も多く、疲弊し、うちひしがれてしまうことも度々あります。
私の会社には、ところどころに稲盛塾長の写真がいたるところに張ってあります。
なので、それを見て一代で京セラを世界トップ企業にし、KDDIを創業し、倒産したJALをたった3年で再上場をされた実力をつけられるのには、いったいどんな苦労をされたのだろうかと思うのです。
それに比べれば、自分の苦労などなんと小さなものか、この程度で何を打ちひしがれているのかと、思い返します。
逆に、時としてあまりに大きな師のため、どんなに頑張っても塾長の足元にも及ばないと、自らの非力を嘆くときもあります。
しかし、師とは有り難いものでどちらにしても巨大な勇気をどんな時も授けてくださいます。
迷ったとき、くじけそうになった時は、師の写真を見て勇気をもらいます。