会社の発展に大事なことに創意工夫がある。
同じ技術で他の物の生産に応用できないか。
使用用途の多様化はできないか。
また、まったく新規の製品の開発はできないかなど、創意工夫には、限界がない。
そして、どの業種も大切にし、一生懸命にやっているだろ。
しかし、創意工夫の元は、一つのを完璧にやることである。
例えば、まったく平らな板を、3%の勾配をつける加工をするとする。
それは、3%に限りなく近くなければいけない。
3.2%や2.78%では、いけないのだ。
いってしまえば2.9999%でも、いいのか?ダメなのか?
3.0001%でもいいのか、ダメなのかであ。
現実として、3%justにするのは、難しい。
しかし、2.78%や3.2%という大きな誤差は、それが製品の性能を大きく左右している原因であり、新規の創意工夫をすべきことではないかもしれない。
完璧なものを作ってこそその先がある。
完璧でない物では、その創意工夫は、誤差を修正するために必要な物なのか、その製品に新しい性能を与えるものなのかわからないのである。
現状を完璧にすることが、創意工夫の元である。
まず、常に完璧を目指さなくてはその先はないのである。