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2024.02.03

「未来志向のお家とは?」第1回 変化する日本の気候に合わせた住宅設計

こんにちは!オネストホームです。

みなさんは「未来志向の家づくり」と聞いて、どのような住まいを想像しますか?
日本の気候や家づくりは毎年変化しているため、時代に合わせた家づくりをしていく必要があります。

そこでオネストホームでは、日々情報のアップデートをして家づくりに活かしています。
今回の記事では、現在、オネストホームが考えている「未来志向の家」についてご紹介していきたいと思います。

 

■変化する気候に合わせた住宅設計

現在の住宅設計の基本的な考え方は、主に冬を考慮して作られています。
対照的に、昔の家は夏を考慮して建てられていました。

ある程度の年配の方に、家のお話を伺うと、「夏は今より涼しく、エアコンをつけることは年に数回程度だった」というような話を耳にすることも多いのではないでしょうか。

これは、近年のような異常気象のない時代の話で、現在ではあり得ません。
通常の気温が35度を超えるような状況でエアコンを使用しないことは難しいでしょう。

これからの家づくりでは、どのように快適な住環境を作っていくかを積極的に考える必要があります。

■寒さ対策の重要性

住宅で優先的に考える必要があるのは、冬の寒さ対策です。
なかでも特に問題となるのが「ヒートショック症候群」といえるでしょう。

実は、ヒートショック症候群は、家の中で起こりがちな現象で、これが原因で起こる死亡事故は年間で約1万7000人にのぼるとされています。

実はこの数は、交通事故による死亡者よりも多い傾向にあります。
交通事故では、以前は年間1万人以上の交通事故死亡者がいたのですが、飲酒運転が禁止されてからは減少傾向にあり、年間4000〜5000人まで減少しました。
そのため、両者を比較すると、ヒートショック症候群による死亡者数は約4倍にもなります。

ヒートショックがいかに危険であるかを感じられるのではないでしょうか。

本来安全であるべき自宅内で起こっている事故として、家づくりで最優先に考えるべきは「ヒートショック症候群を防ぐこと」です。

■全棟空調システムの必要性

「ヒートショック症候群を防ぐこと」に対処するために重要なのが、全棟空調システムの導入です。
高性能で高断熱、高気密な住宅では、全棟空調が必要となります。

その理由は、空調システムがなければ、高気密高性能な家であっても、各部屋の温度に差が生じることがあるからです。

例えば、リビングは常に人の出入りがあり、暖房器具が使用されているため、温かいことが多い傾向にあります。
そう考えると、家の中で寒いと感じられる場所は、廊下、トイレ、洗面所、お風呂などではないでしょうか。

お風呂に入るときに、脱衣所が寒いと感じたことありませんか?このときに身体の中で何が起こっているかというと、寒さにより一時的に血圧が上がっています。

その後湯船に入ると急激に血圧が下降し、再び湯船から出るときに血圧が上がるといった現象が起きます。
そして、その影響が強く出ると体調を崩し、気を失ってお風呂で溺れてしまうという事故が、ヒートショックの流れです。

このような事故を減らすためにも、家の中の気温を一定に保ち、大きな温度差が生じないような設計がとても重要です。

(次回につづく)

次回、連載第2回は「コスト削減と快適な暮らしの両立」をお届けします。
家づくりを検討中の方に参考にしていただける内容になっていますので、ぜひ次のブログもお楽しみに!

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