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2024.06.03
今までの施工レポートはこちら
みなさんこんにちは!オネストホームです。
本日の記事はいよいよ上棟の様子をお届けします。
上棟ってよく聞きますが、具体的に何をするのかよく分からないという方も多いと思いますので、ざっくりではありますが解説していきたいと思います。
まず上棟の日の朝は早いです。
基本的には8時から作業を開始するのですが、少しでも効率よく作業を進めるためにその前から準備を始めます。
近隣の方に配慮し、8時前には大きな音が出る作業は行いません。
写真では人力で木材を運んでいますが、大きな機械を使わずにできるところまではやってしまいます。
さて、いよいよ8時になったら本格的な作業開始です。
まずは柱を建て、
梁(はり)を組み立てます。
梁とは、「建物などの構造物で、柱などを支点として水平に渡す構造部材」のことです。
柱を柱をつなぐ梁を「大梁(おおばり)」、大梁と大梁とつなぐ梁を「小梁(こばり)」と言います。
梁は、屋根や床などの荷重を柱に伝える役割を担っています。
梁を叩いている木槌は以前にも出てきた「掛矢(かけや)」です。
この斜めの木材は「仮筋交い(かりすじかい)」と言います。
垂直な柱だけだと横からの力に弱くなってしまうので、構造材を施工するまでの間、仮の補強材として組んでいます。
後々外されるものですが、それまで建物を支えてくれる大事な部材です。
この金属の柱のようなものは「下げ振り」とです。
このようなメモリがあり、柱が垂直に立っているかどうかを測定するための器具です。
少しでも傾いていたら、屋根や上階の施工に移る前に修正します。
その修正に使うのが、この斜めに置かれている金属の器具、「屋起こし」です。
これは軸を回すと伸縮する仕組みになっていて、屋起こしの上端を梁に、下端と床材に当てて回すことで傾きを微調整します。
こんな感じでひとつひとつの柱や梁が歪んでいないかをチェックしながら施工を続けます。
今回のお宅は平屋なので、1階部分が終わったらすぐに屋根の施工です。
この梁、斜めになっていますね。
このような梁を「登り梁」と言います。
勾配天井(斜めになっている天井)のおうちなどでよく使われています。
今回の一連の作業はYoutubeでも掲載しています。
実際の作業風景が見られるので、もし良ければ合わせて見てみてください♪
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